加盟店オーナーインタビュー

元々、地場問屋からの仕入れということで、価格的にも、全国チェーンに比べると少し高く、品数、品ぞろえも少量しかなく、小ロットで仕入れられないのが当店の悩みでした。特に、洋日配に関しては、他店に比べて弱かったと思います。
全日食のことは食品商業等の雑誌を見て知っていましたが、新装するときに、知り合いの業者から紹介頂き検討を始めました。
全日食に加盟して、洋日配・和日配を最少二個からの小ロットで仕入れられることや、価格面でも、競合他店と戦っていける価格となりましたので、お店としては大変喜んでいます。

商品の仕入れで一番良かったのは、はやり、小ロットで買えるということです。われわれのような小さな店でも、お客さまに品ぞろえとして喜んでいただけることと、全国展開しているということで、価格的にも遜色なかったことが良かった点です。
また、自動発注は開始された頃から始めましたが、発注し忘れ、欠品に関しては少なくなったと思います。自店で仕入れていたときは、例えば、パートや社員の方が自分で考えた５とか10など、決まった数でしか仕入れていませんでした。しかし、自動発注になると、売れる数に対しての発注がかかりますので、発注作業が大変楽になって、その上で、以前よりも売上が上がっています。

商品供給も魅力ですが、実は、横につながった加盟店の仲間ではないかと、私は個人的に思っています。加盟店の、近くではない、競合関係のない、利害関係のない、同じ商売仲間としての生の話を聞けるのは、全日食チェーンならではないでしょうか。フランチャイズチェーンにはない、温かみのある、しかも、自分のオリジナルのお店としてのオンリーワンの店づくりもできた上でいろいろな面白い話も聞けます。ぜひ、この機会に全日食チェーンの仲間のお店も見に行っていただければと思います。

今までの問屋ではなく、全日食のＳＶの方は、自分の売りたい商品を売りに来るのではなく、今、売れている商品、または売れていない商品を教えてくれます。更に、季節の商品、またこれから季節が変わるから要らなくなるであろう商品等を案内してもらえます。問屋さんとは違う目線での商品展開ですので、売り場展開がしやすくなっています。
また、今までのＰＯＳでは自店のみのデータでしたので、全国的な売れ筋等も分かりませんでした。自店での商品売上に関しても、細かいデータ分析にはなかなか使えませんでした。今のＰＯＳシステムでは、個店だけではなく、細かな商品分析にも使えます。そのデータを参考にしながら販売しているので、データづくりとしても大変助かっています。

加盟に迷ってる方がいるとしたら、ぜひ入っていただきたいと思います。私が入ったときは、三重県は一店舗もなかったのです。その当時、地元の問屋に、「全日食なんか入ったって、経費かかるだけやから」という感じで言われたのですが、その言われた問屋もつぶれて、今はなくなっています。
われわれが全日食に加盟したときは、地元の方にもお勧めして、現在、近くでも4、5店舗の方が入っています。実際、そのお店しか、われわれのような地方の都市では生き残っておりません。ほとんど大手につぶされて、皆さん、小売業としては体をなしていませんので、実際に、その地方問屋にしろ、「そんな全日食に入って」と言っていた方々は、お店としては皆なくなっていきました。逆に、生き残っているのは全日食の加盟店です。
ぜひ参加していただければ、皆さんも、これから10年後、20年後を見据えていたら生き残っていけると思いますので、ぜひ参加してください。われわれも、皆さんが増えることによって、安く仕入れたり、いろいろな商品を仕入れたりする力になりますので、よろしくお願いします。

新しいお店を出したいという考えもありますし、今、改装したので、このお店に関しては、現状は満足しています。けれども、これからの高齢化社会に対しての品ぞろえ、売り場づくり、こちらでも実際に起こってるのですが、人手不足等のことがこれから起こってくると思います。自店の力だけでは賄えないことがあると思いますので、総菜とか生鮮に関しても、全日食のセンター等をうまく使いながら、商品づくりとか品ぞろえをしていき、少ないスタッフでもお店を切り盛りできるようにしたいと思います。また、この改装を機会に、うちも、24時間ではないですけど365日、一応年中無休ということでやっていくことになりました。年中無休でも商品展開できるという全日食の品ぞろえには満足しています。これからは、休みなく、お客様に迷惑を掛けずに営業していきたいと思っています。