加盟店オーナーインタビュー

先代が養豚業を営むかたわら始めた精肉販売店を受け継いで営業してまいりました。福島牛など和牛をメインとした精肉、惣菜、青果、グロサリー、和洋日配など、鮮魚を除く一般食品を扱っています。店の面積は135坪、売場は85坪、スタッフは社員・パート含めて20人、1日の客数は400人ほどです。客層はほぼ地元の方で、大手のスーパーと併用して普段のお買い物に利用していただいています。

全日食の存在を知ったきっかけは飛び込み営業でした。開発の方に足繁く通ってもらううちに興味が出て、元々課題を抱えていたこともあり、加盟を決めました。

仕入れ先がなく、品揃え不足の悩みを抱えていました。
お客様は肉を求めて来店されますが、同時にステーキのタレや青果、日配品も購入したいというニーズがあります。しかし、これまで取引があった地元の業者が後継者不足などで次々と廃業してしまい、ここ数年は特に苦労していました。 苦肉の策として、他店で購入した商品を販売したり、1アイテムにつき何フェイスも使って陳列して何とか凌いでいましたが、今では全日食のおかげで品数が格段に増えたとお客様から喜んで頂いています。特に焼肉のタレやステーキのタレなど肉関連の品揃えが充実して大変嬉しく思います。全日食の推奨売価があるので現実的な価格で展開できますし、小ロット発注ができるため低い在庫率で回転できています。実際に来店者数も伸び、客単価も昨対比118％と増えました。
販売促進の面でも助かっています。私たちの専門は精肉ですが、肉で季節感を出すのは難しいんです。例えば冬はシチューや鍋など、青果と連動して季節感を出し、買い回りしやすい売り場作りができるようになりました。
さらに、全日食の発注システムのおかげでスタッフの負担が軽減したことも大きいです。以前は業者ごとに伝票が分かれていましたが、今では取り扱っている約8000アイテムの原価や売価が一発で把握できるようになりました。伝票をその都度探す手間がなくなり、スタッフからも好評です。

令和2年の4月の加盟時に改装した際には、SVさんと事前に打ち合わせを重ねたおかげで2日間の休業で済みました。
近隣の県から何十人も応援の方がいらして、驚くほどスムーズに改装していただきました。
契約前にほかの加盟店を視察させてもらえたのもよかったです。自分の目で見ないと分からないこともあったので、自身に置き換えて納得してから踏み出すことができました。
今でも定期的にSVさんに来ていただき、新商品の情報をもらったり販促の相談をしています。単独ではできないノウハウやアドバイスをもらえるので安心感がありますし、もはや店の“仲間”のような、頼もしい存在ですね。

緊急事態宣言が発令された時期には、日用雑貨をはじめ全国的に品切れが起こりました。当店でも欠品が出ることもありましたが、マスクやアルコール消毒、赤外線体温計など、全日食がいち早く対応してくれたおかげで、販売を続けることができました。コロナへの対応もそうですし、販促やパソコン・タブレットの導入など、小さな店では対処しきれないことがたくさんあります。そういった面でのサポートが整っているおかげで私もスタッフも安心して働けますし、結果的にお客様の満足度につながっていると実感しています。

正直なところ、もっと早く加盟すればよかったと思っています。加盟金や保証金などの負担はありますが、それを上回るメリットがあります。創業から27年間、経営判断に悩む局面は何度もありましたが、今では充実したサポートのおかげで本業に集中できています。
これからの時代、ある分野に特化している店が強いのではないでしょうか。私たちのような精肉店や、青果店や酒屋などの専門店が全日食とタッグを組んだら強いと思います。

初めの一歩を踏み出すまでは不安もあると思いますが、開発担当の方と膝を交えてとことん納得するまで話すことです。加盟時に開発担当から言われた「社長、仕事が楽しくなりますよ！」の一言が忘れられません。実際にその通りでしたし、全日食には本当に感謝しています。