加盟店オーナーインタビュー

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事業承継の際、同じような境遇の仲間同士で話ができて心強かった!

徳島県美馬市 フードショップふじむら 藤村社長

祖父の代から続くお店を、さまざまな困難を乗り越えながら、地域に欠かせない存在として営業し続けてきたフードショップふじむら。
加盟のきっかけ、実際に加盟しての感想をお聞きしました。

昭和25年創業、地域密着型の普段使いしていただけるスーパーです

創業からの流れと現在の状況について教えてください。

祖父が創業したのが昭和25年頃です。現店舗から山奥の入り組んだ場所に店舗を構えていたので商圏は限られていました。しかし、それでは今後厳しいと県道沿いの今の場所へ平成7年に移転して父が法人化、その後に私が経営を引き継ぎました。先代から地域での法要や催し物向けのお弁当の注文を多く受けていたことから、その流れで仕出しや惣菜を主力商材として充実させてきました。
店舗面積は売場50坪、生鮮・惣菜加工場向け50坪で計100坪です。従業員は20名、1日の客数は平均340人で半数以上が50代以上の地域の方です。近隣のスーパーは300坪規模の大手チェーンや、80坪の個人スーパーなど5店ほどあり競合に囲まれています。そのため、地域密着型で普段使いをしていただけるお店づくりを心掛けています。

同じような境遇の仲間同士で話ができて心強かった!

事業承継と全日食チェーンへの加盟との関わりについて教えてください。

まだ私が経営を引き継ぐ約10年前の当時は、経営状況が良くなく、にっちもさっちもいかない状態で「今のままでは5年以内に潰れる!」と親子ともに危機感はありました。その頃に、全日食の四国地区加盟店のオーナーの方々が飛び込みで来店され初めて全日食の存在を知りました。商品が適正に値付けされていない、店づくりがダメなど多くの点を指摘されました。生き残る望ましい手段として全日食への加盟を決意し、父に直談判したものの意見の相違で何度も衝突しました。最後は検討していた選択肢の中から、今一番ベターな手段が全日食であると、加盟に至りました。
その後経営引き継ぎの準備を進めましたが、父親から社長を代替わりする頃にはケンカも多く、特に加盟当初の1~2か月は寝る暇もない状態でした。自分一人だけでは親との関係が悪化しストレスで精神的におかしくなってしまいそうでした。その時に、精神的な負担を減らしてくれた存在が全日食の支援です。後継者育成塾的なジュニアボード(JB)があり、同じような境遇のJBメンバー同士で話ができたことが心強かったです。他にも地区オーナー会、チェーン大会、展示会、各種研修会など加盟店同士が交わる取り組みが多くあり、とりわけ四国ではJB活動が盛んです。事業承継は現経営者の両親世代の悩みと若手では内容が異なるかと思いますが、各々の立場での悩みを聞き合い、話し合いができるJBやオーナー会は、お互いに共感し合える場になっています。

“感覚”だけで商売してはいけないことをあらためて感じた

全日食に加盟して良かったことは何ですか?

一番のメリットは“情報”が入ってくるということです。全日食の情報システム、SVのフォローは情報の宝庫です。全国のPOSレジ情報データを基に売れ筋、自動発注、最適売価設定などの機能を活用することで在庫数量や廃棄率を格段に減らすことができ、販売チャンスロスも無くなりました。バラ単位での発注も可能な上に、最適売価により近隣競合店へ価格調査に行く苦労がなくなりました。時間も空間も有効に使えるようになったことで作業効率が上がりました。感覚だけで商売してはいけないことをあらためて感じましたね。対応が求められるHACCP導入や食品表示などについても、個店ならば対応できなくて頭がパンクしていたと思います。
あとは加盟店同士でつながりを持てる場ができたことです。四国地区は65の加盟店同士がLINEでつながっています。大手のスーパーでは隣の店舗は敵という感じがありますが、全日食の場合は加盟店同士が協力し合うことで、売上を伸ばすこともマイナスを補うこともできます。例えば経営的な問題である雇用の問題、制度、各種保険などについても相談し合える関係にあり、やはり仲間意識は強いですね。

いかにお客さんと近い関係になれるかが唯一生き残れる方法

今後どのようなお店を目指していきますか?

うちは大手とのやり方を差別化できると考えており、地域社会との関係「三方良し」を意識しています。地域密着型でいかにお客さんと近い関係になれるかが、当社が唯一生き残れる方法だと考えています。惣菜は大手では出来合いの物を仕入れて販売する動きが今後増えていくかと思いますが、当社は惣菜を独自で製造している点が強み。商品開発については自分が家族にちゃんと食べさせられるものかどうかを常に考えながら進めています。やはりお客様の満足度を上げることが重要。そういう意味では全日食から勧められたキャッシュレス決済も利便性向上の一環。導入支援してもらって助かりました。個人店であったなら費用対効果もわからず導入できなかった。
従業員さんとの話で何か貢献できる活動はないかと考え、新型コロナウィルスへの対応として「シトラスリボン」活動を取り入れています。この活動はコロナウィルスに感染した方に対して偏見を持ちませんよ、という意思表示。偏見を持たないことを宣言しお客様に安心感を持ってもらおうという取り組みです。

孤独ではなくなり、お店をより良くするためのさまざまな情報が得られます!

加盟を迷われている経営者の方へ一言

全日食に加盟するにあたっては、良いことも悪いこともあると思います。でも、加盟して8年経った今、全部ひっくるめて本当に良かったと感じています。それに最も大事なものは「情報」。個人店舗でやっていたら悩みとか値段とか、小さいこと大きなことまで、真っ暗闇を一人孤独で走り続けることになるが、全日食に入ることによって道しるべを示してもらえ迷いがなくなります。これは強い。全日食は加盟店同士の会合の場もあり、参加することでさまざまな情報が入り、経営の課題解決や売上を伸ばすヒントを得られます。迷っている方には加盟を強くおすすめします。

徳島県 美馬市 フードショップふじむら
開業
1995年

全日食チェーン加盟
2013年
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